泊小学校で沈金教室

カテゴリー │ぬりトンの話

今週の木曜日に、那覇市泊小学校での沈金教室に行ってきました。
6年生の卒業製作で漆塗りの板皿に沈金という技法で模様などを描くものです。
沈金とは漆塗りの表面を刃物で彫り、そこに金箔や金粉を漆を接着剤にして埋め込み、紋様にするものです。

デザインのテーマは「誇り」。
生徒さん一人一人が、「誇り」からイメージを膨らませて下絵を考えました。
部活の様子を描く子もいれば、学校を描く子、
自分の目標を文字にする子、様々な絵が彫り込まれました。

みんな熱心に取り組んでいました。
ある生徒さんが、他の先生たちが勉強会として授業を視察見学に来たとき以来の静けさだと言っていました。
それぐらいみんな集中して黙々とやっていたということです。

来週はいよいよ金粉を入れる作業です。
また、来週もがんばってやりたいと思います。





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